影から、
姫がいなくなり。
力と力
欲と欲との摩擦の中で。

傷だらけになった
愛美が嘆く、
兄・幸介が龍の中で、
暴走していくのを見て。
その母も、また
同じ気持ちで、
もしもあの時に戻れるならと、
過去の出来事を振り返る。

そして、

豊と来夢の想い出の場所を探して、
栞は翔とともに、
思考していく。

愛情の有無を確認するみたいに、
過去を振り返り、
今を、また
再認識していく。

血の繋がりの有無や
両親のこと、
家族のこと。

最後は、
昔の
幼稚園での出来事が、

キーワードみたいになって、
栞や来夢たちを、
繫げていく。