さよなら、サンクチュアリ【完】

作者まめまめ

「僕のもの全部姉さんにあげる。だから姉さんも、僕以外全部捨てて?」


美しい弟は、悪魔でした。






「僕は姉さんしかいらない」





この愛は沈んでいくだけだと知っているのに




「姉さんにも僕だけだよね?」





それでもなお





「それ以外は全部、消してあげる」




愚か者が聖域を踏み荒らす

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これが愛なら

私はいらない







※この物語はフィクションです。一部性的・暴力的表現が含まれますが、犯罪を助長するものではありません。


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