この世界には、“異能力”と呼ばれる人智を超えた力を持つ人間が存在する。嘘じゃない、本当さ。
勿論実際の異能力者を見た者は少ないさ。だって異能力者はそれが分かった時点で、警察や軍隊兵によって身柄を拘束されて収容所に連れていかれてしまうのだから。異能力なんて危ない力を持った存在は社会に生かしておくわけにはいかないからね。
だから異能力者は孤独なんだ。そんな孤独な者達を集めた組織がある。聞いたことがあるかい? “
この組織は色々と噂があるが、実態は異能力者達が居場所を求めてある少女の元に集った異能力者集団なんだ。
どうしてそれを知っているかって? そりゃあ、オレも組織に所属する人間だからだよ。
まぁそんな怯えるなって。楽しいぜ? 結構。オマエだって同じ穴の狢だ。なら一緒に面白可笑しく過ごしたって損は無いだろ?
ほらまた一人、羊の群れから追われた黒い羊が仲間に入ったのさ。
o,+:。☆.*・+。
この小説は以下の内容を含みます
※暴力表現・犯罪表現・非人道的な表現
※愛され・多人数交際を匂わせる表現
※虐待・精神病に対する表現
※未成年の飲酒喫煙表現
以上の内容が苦手な方はご注意を