僕は君の「SUPER HERO」

作者優美

八百屋で働き始めた沙也加は、そこに配達に来た青年、侑と知り合う。

クールでイケメンで背も高くて、一見普通の男子だが、彼は自閉症だった。

自閉症の彼の心は純粋で、心は子供のままで、彼との時間は楽しく、沙也加の心は安らいでいった。

侑の方も、自分を守ってくれる、母親のような沙也加に、心を開き始め…


【自死遺族の私が、自閉症の君に恋をした】



僕はその本を手に取った。



ページをめくるたびに、あの人を思い出す。



僕は本を読んで……泣いた。



そしてあの人に、僕の気持ちを届けたくて、



物語を綴った。



僕のアンサーストーリー。



あの人の心に届きますように……