大学一の爽やか超絶イケメン眼鏡王子と称えられる、神谷凌。そんな彼に一目惚れをした猪突猛進、恋は盲目型の原田紫織。 しかし、ひょんな事から知った彼の正体は、まさかの国内最大の暴力団組織である神谷組の跡取り息子だということ。 そんな彼が抱える闇をある人から教えられた紫織。 そして同時に託された”身内…

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拝啓、私の最愛の人、お元気ですか?


ふとした瞬間、今でもあなたのことを思い出します。というか、未だに夢に出てきます。


その度に、またあなたの声が聞けたら。笑顔を見れたら。触れられたら。


……なんて。そんなことを何度思ったか数えきれません。



そんな話をもしあなたにする事が出来たら、あなたは呆れますか?嬉しいですか?それとも、また苦しませてしまいますか?



けど、こればっかりはしょうがないんです。

これが、私なんです。


あなたという存在にこれ程までに影響されてしまった、私の中で永遠に輝く光でもあり、鎖になってしまったから……。



最初で最後の大切な人。



今日もまた、あの日の夜を思い浮かべては、あなたの幸せを願い続けています。


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