白い嘘と黒い真実

作者kore

一度信じると決めたら、とことん人を信じ続ける、田舎育ちの椎名真子28歳。
そんな真っ直ぐな性格故に社会の洗練を受けに受けまくった上、ある事件によって引越しを余儀なくされてしまう。
そんな失意に飲まれた状態のまま転居の挨拶のため隣人の元を訪れると、そこに現れたのは、当時対応していた警察官だった。

何故か昔から不運な出来事に巻き込まれやすい体質の真子。

ある日仕事で消耗品の在庫確認のため備品倉庫に入った途端、社内一イケメンで社長の息子である高坂部長の姿を偶然目にする。


しかし、その日を境にこれまで平穏だった日々が次々とおかしな方向へ転がり始め、彼女の元に不穏な黒い影が忍び寄ろうとしていた……。



※眼鏡王子の秘密シリーズ最終作。1作目の内容と密接している部分があります。(読まなくても話は粗方理解出来る構成となっています)