高級ホテルのルームサービス係として働く超箱入りの清純派女子、天野美守(27歳)。そんな彼女が出会ってしまった、3121号室の住人と化している非常識な財閥御曹司の東郷楓(29歳)。
ある日、ひょんな事から専属バトラー(執事)として指名されてしまい、そこから知った彼の正体。それは、しがらみに囚われた、…

「あんたも好きなんだろ?自分の名前が」


その言葉の意味に触れた時、まるで乾いた喉を潤すように彼は私を求めてきて、狂おしい程に愛されていく。


財閥家の闇に触れてしまった純朴女子と、人の愛を忘れた冷徹御曹司の身分差純愛物語。



※性描写苦手な方でも読みやすいように構成されている……と思います。


★眼鏡王子の秘密シリーズ2作目。前作の主人公に少しだけ触れるシーンがあります。