※ノベルバの落選作品(第一回ショートストーリーコンテスト)に
プロローグの作品をくっつけた作品です。

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恋愛くらいは、ネットじゃなくてリアルで成功させたい。
そう思っていたけれど、吊り橋効果のせいか、私はネットの人に恋をしました。


好きな人ができた。

まだ実際には会ったことがない。

声も聞いたことはない。


私はこの人の名前を知らない。

一文字【か】しか、名前の欄に書いてないからだ。



好きな人は、ネットの人。