「この世に地獄と言うものがないのなら、私が作って落としてやる。」
「一緒にいたのは好きだったからだ。誰がなんと言おうとこれが本当だ。」
「彼女の王子様になって美談を成立させてね。達成したところでまた何か違うとか言っても、もう知らないからね。この二股不実野郎。今日は天気も良いし、清志郎は好い歌を歌うし、素直に好きって言えてよかったわ。」
「嘘をついて本当にごめんね。でも綾ちゃんといた半年は嘘じゃないって言いたかったんだ。バチが当たって風邪ひいちゃったみたい。」
「お風邪なんかじゃこの先も容赦されないと思うよ。あ、大嫌い。さようなら。」