「君にぴったりなバイトがあるんだけど、やってみない?」そんないかにも怪しい誘い文句と共に手渡されたのは、ネイビーブルーの色をした仮面だった。
ネイビーブルー、すなわち紺色。
晴れ渡る夜空の色。
私はどこまでも自由だと、
そう思わせてくれる色。
「ネイビーブルーの仮面」