神さまのための郷土料理亭はじめました

作者海坂依里

大学生になるまでは、独りでご飯を食べることとは無縁だった。

でも、自分を売り込むことに失敗した私は、昨日も今日も明日も『ぼっち弁当』を強いられる。

独りで生きることも悪くはない時代が訪れてはいるけれど、私は誰かと一緒にご飯を食べたい。

誰かと一緒に食べるご飯の美味しさを知っているからこそ、誰…