主人公咲良は幼き日に、調香師の母を亡くし心の痛手を抱えた少年、勇介と海で出会う。
二人は心を通わせ、再会の約束をするが…。
約束は果たされず、約束の海には勇介が名付け、母が創った忘形見の香水が残されていた。

時が経ち、咲良は勇介が調香師を志していること、約束が果たされなかった真意を知る。

勇介…