社交界で『稀代の歌姫』の名で知られ、王太子の婚約者でもあったエリーヌ・ブランシェ。皆の憧れの的だった彼女はある夜会の日、親友で同じ歌手だったロラに嫉妬され、彼女の陰謀で歌声を失った──ロラに婚約者も奪われ、歌声も失い、さらに冤罪をかけられて牢屋に入れられる。そして王太子の命によりエリーヌは…もっと見る