狐ヤクザは常連様

作者楠永遠

平々凡々な美大生、窪塚澄華は生活費のため、客の少ないコンビニで深夜に働いている。
彼が気になったのは、毎回深夜にコンビニに訪れる狐目の男、国堂麗士であった。
バイト先での従業員と客として接していく気しかなかった澄華であったが、ある日、国堂から名前と電話番号の書かれた紙を渡される。
一つ事件…