付き合った経験のない猫又瑞季は、高校生になり、二年生の御国志磨と付き合うことになった。
いつも通り、部室で二人昼休みを共に過ごしていれば、瑞季は一つ、疑問を持った。
それは御国が、付き合い始めてから、眼鏡をかけ始めた、ということである。
そこまで深い意味は無いと思っていたが、実は御国には眼…