小雪の家にホームステイしているトニーは小雪に想いを寄せていたが、自分の告白を小雪に相手にしてもらえずに、帰国の日を迎えてしまう。帰国の日の真夜中に、眠れずに起きてきたトニーは、同じく眠れずに起きてきた彼女に、彼はある嘘をついた

君にボクの想いは何をしたって届かない

好きだと言っても、君は悲しそうな顔をしてしまって本気にはしてくれない


分かってるよ

分かってるんだ……


それでも、ボクはどうしたって君に伝えたいことがあるんだ


例えそれが……




君に伝わらなくても




だから




ボクは今夜、君に嘘をつくよ