人と妖が住まう黎明ノ国。文明開化が進む中にあっても、過去の衝突もあり両者の関係は冷え込んでいた。
黎明ノ国で忌み嫌われる真紅眼を持つ少女サラサは、人間から酷い迫害を受け、死地と評される骸ノ森へと逃げ延びる。そこでサラサは怪鳥、陰摩羅鬼に襲われるが、雷を操る妖の青年、鵺に窮地を救われた。体力の限界を…