私は生まれつき耳が聴こえない。
完全に音なんて耳に入らない。

そんな私に恋愛する資格なんて無いと思ってた。
あなたに出会うまでは。



もしも あなたに出会えなければ



"好き"って気持ちになれなかったし怖かったままだった。



もしも あなたに出会えなければ



"自分"の事を好きになれなかった気がする。



こんなに人を好きになるって



素敵なことだって"あなた"から教えてもらえることも



無かったし知らなかった。



だけど…やっぱり"恋"は残酷だなって



思う気持ちもあった。



聴こえない私が聴こえる"あなた"に必死だったから。



嫌われてもいい、そう思いながら過ごしてたんだ。




二人の恋は、いかに!?