婚約を申し込まれてそろそろ彼氏と結婚となった時、いつものバーで会う男と最後に飲んでいた。そんな時たまたま腕を組みながら歩く彼氏と見知らぬ女を見つけて浮気かどうかを調査して浮気が確定してしまう。そんな時バーの友達がそばに居てくれて、浮気に立ち向かうことを覚悟する。立ち向かった後ただただ来るのは虚しさ…


「真面目な恋愛なんて、


するだけ時間の無駄だろ」



そう寂しげに言った横顔、いまだに覚えてる。


私の恋なんて知ったこっちゃないって態度だった癖に


そうやって慰めてきて、私の弱い所漬け込んでくる。


あんたを元彼に重ねて抱かれてしまったあの夜は過ちだった。


消し去りたい過去だった。


ねぇ、真面目な恋なんてするだけ無駄なんじゃなかったの。