「しょくざい」とは、罪を犯した者が金を払って罪をつぐなうこと。つぐない。
5年前、親友の鳴海坂昴&樋宮灯の晴れの日である12月24日に、たった一人、西條侑李だけに警察に自首すること事前に告げ、独り警察署に向かった。
勿論、直前まで一緒にいた美緒には自首することは告げずに、代わりに昴に祝電と言う名の別れの手紙を託した。
そして、5年後。当時、渚を担当した弁護士は、事件関係者(堂城誠也、樹利亜、草津千里など)から話しを聞く、無罪を主張したが渚自身が首を縦に振らなかった。
その訳は、美緒や大切な人をこれ以上、巻き込みたくなかったから。