独善から生まれた正義は暴力的で、人に耐え忍ぶことを選ばせてしまう。それでも私たちは、サンドバッグの人生を選んだわけではなかった。「俺と一緒に寝るか?泣く暇なんてなくなるだろ」夜のコインランドリー店、青白い蛍光灯の下でそれぞれの新しい星を掴む話。





一瞬の輝きを放った星は、

瞼に焼きついたまま消えない。

消えてくれない。


だから、欲しいと思ってしまった。



2024.07.01〜