ザ•普通女子の廣川 冬華(ヒロカワ フユカ)は、最初は興味を持たなかった他校にもファンクラブが出来る程の容姿で、綺麗な黒髪を揺らす不良の冬頭 凛(フユトウ リン)に謎に懐かれいつの間にか目で追ってしまい____。



最初は興味なんてなかったのに…



「ふゆちゃーん!」



同じあだ名で呼ばれてるってだけだったのに




「お前、名前なに?」



『え、廣川…だけど。』



初めて話した印象は



目つき悪いな。



「ふーん、下の名前わ?」



『冬華。』



「なるほどね、だから"ふゆちゃん"ね。」



『そうだけど……』



「じゃあ、冬華って呼ぶ。」



『は?』





馴れ馴れしいやつ。





そう思ってただけなのに。





「冬華、行くぞ。」





貴方に名前を呼ばれて





「冬華、こっち。俺の隣こい。」





優しく手をさしのべられて





「冬華は、俺のだから触んな。」




独占されて





「冬華、ぎゅーしたい……いい?」




甘々に懐かれたら





『聞かないでよ。し、したいなら勝手にしていいよ。』



「わかった。これからは、俺がしたくなったらなんでもするわ。」





強く抱き締められたと思ったら




『!?き、キスはいいって言ってない!!』



「ん?なんで?俺がしたいって思ったらしたらいいって言ったの、冬華だろ?」




そんな熱い目で強引に触れるだけのキスされたら







好きにもなっちゃうでしょ!?



















꙳ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ꙳