真夜中、ゆびさきから抱きしめて【完】

作者古河ケイ

深夜2時。
腹は減ったけどこんな時間に一緒にご飯を食べてくれる友人は居ない。
居るのは胸で眠る2匹の猫だけ。

そんな自分の真夜中の世界に現れた
友人の話。





真夜中、


俺は一人じゃなかった