Black cherry 〜 禁断の実 〜 【完】

作者プラム

恋愛経験ゼロの初恋もまだの、藍璃。

婚約者がいながらも藍璃に惹かれていく、恭介。

【Black cherry】この甘い禁断の果実を喰べた二人の未来はーー






バイト先のカフェで、手を誤らせ、ある男にアイスコーヒーをぶちまけてしまった藍璃



恋愛経験の無い藍璃はその男を見てから、一瞬で心を奪われたままだった





「森川さん、好きです」




「森川さんじゃなくて、下の名前で呼んで」




藍璃の初恋を奪った相手は、

高身長で、目鼻立ちが綺麗に整ったイケメンで、推定年齢は30代前半の恭介という謎な男



社会的地位や歳の差なんて気にせずに、二人は急速に深い深い関係へと進展していく



だがーー



「恭介さん、この、左手の薬指にしている指輪って、

なんですか?」




「君が、気にすることじゃないよ」




恭介には、親や周りの人に認められた婚約者がいた



いけないと分かっていても



それでも二人は、互いの身体を求め合う……




【Black cherry】



イケナイ甘い果実に、侵されていく二人の



快感と背徳がせめぎ合う濃淡な障害だらけの恋




*愛知を舞台にしています

(方言がちょくちょく出ます)