トンガリ帽子の彼女【完】

作者光月深夢

幼なじみの悠と翔太はいつの間にか校内でも人気のイケメンに成長していた。しかし私は、地味で勉強だけが取り柄のメガネ少女で…。



「みーちゃん、大っきくなったら僕と結婚しようね」



「だめだよ!僕がみーちゃんと結婚するんだよ」



「みほは…二人と結婚する!」





私のモテ期は、小学校低学年で終わってしまった。



画像タイトルを入力…




「おい、地味子。今日の掃除当番代わってくんね?」



「こいつほんと地味だな。俺もっと可愛い幼なじみが欲しかったんだけど」





人生とは上手く行かないものです。