mimiko

沖の弱いところも全部アイスから(本文より)
ちょっと変えています。『愛す』を『アイス』に。
でも私の耳には、陽菜さんのセリフがそう聞こえました。

夏の空に抜けて行くようなソーダアイス。
青すぎて、なんだか溶けちゃいそうで頼りない、でも心地いい青色のアイス。


2人の距離で過ごした時間で、そして今。
全部ソーダアイスだと思いました。

意味不明でごめんなさい。

筆者さまは陽菜さんの日々の描写をソーダアイスという断片に置きかえる才能がすごいと思いました。
日常の風景をソーダーアイスという身近なものに再構成できる感受性は、目を見張るものがあります。


近しく懐かしく、それでいて甘い刺激もあり……。


これからの季節に、胸にシュワシュワと弾ける恋のお話。
手軽そうに見えますが、じんわりと胸に染みる物語。

おすすめです。