イヴ

悲しい
とても読みやすく、前回同様いつの
間にかあとがきを読んでいました。

先輩への想いの辛さ、そして奏多の
想いもまた 切なく交差しており
短編でもキャラがよく生きていま
す。

前回読んだ時より文章が掴みやすく
なっていて、
「嗚呼が漏れた」という表現が印象
的です。

涙と雨、悲しみの重ね方は良かった
ですが、読み終えた後にあまり“雨”
という存在のものは(描写は上手く
綴られていましたが)大きく残らな
かったように思えます。

奏多へ恋をしていくのか していか
ないのかは定かになっていないみた
いですが
今まで奏多も切ない想いで溢れてき
たと思うので、どちらとしても主人
公が都合良く感じます。
先輩へ失恋し、奏多へ向かう…と
いうようにも伝わりました。


キャラクターを汚すような事を書い
て申し訳ありません
m(__)m
それで また上から目線な感想です
いません。

失恋の辛さ 切なさ 未練が
とても伝わってきた作品です。
陽乃には共感できる部分もあり、私
の想像する恋の形でした。