- 最終更新日
- 2013/08/18
- 作品公開日
- 2013/07/19
- ページ数
- 完結 31ページ
- 文字数
- 5,652文字
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- 涼音
綺麗な世界観 失恋というものは誰もが経験することだと思います。そしてそれは、本当につらくて悲しいことです。 でも、それですべてが終わるわけではありません。すぐにとはいかないけれど、きっといつか新しい恋をして前へ歩き始めるのだと思います。 陽乃ちゃんは奏多くんの力を借りて前へ進めたのではないでしょうか。 奏多くんの気持ちは切なかったです。陽乃ちゃんが別の人を好きでいることを知りながら傍にいて、彼女を思い続けたのですから。 でも彼は陽乃ちゃんに見返りなんて求めていないと思います。それは、本当に大きくて温かい愛だと思いました。 今後、2人がどんな関係になるのかはわかりません。でもそれを読者に委ねる終わり方がすごくよかったです。 私はたとえ誰を選んだとしても、陽乃ちゃんと奏多くんには笑っていてほしいと思いました。 物語が醸し出す世界観が綺麗で儚くて、すごくよかったです。
- イヴ
悲しい とても読みやすく、前回同様いつの 間にかあとがきを読んでいました。 先輩への想いの辛さ、そして奏多の 想いもまた 切なく交差しており 短編でもキャラがよく生きていま す。 前回読んだ時より文章が掴みやすく なっていて、 「嗚呼が漏れた」という表現が印象 的です。 涙と雨、悲しみの重ね方は良かった ですが、読み終えた後にあまり“雨” という存在のものは(描写は上手く 綴られていましたが)大きく残らな かったように思えます。 奏多へ恋をしていくのか していか ないのかは定かになっていないみた いですが 今まで奏多も切ない想いで溢れてき たと思うので、どちらとしても主人 公が都合良く感じます。 先輩へ失恋し、奏多へ向かう…と いうようにも伝わりました。 キャラクターを汚すような事を書い て申し訳ありません m(__)m それで また上から目線な感想です いません。 失恋の辛さ 切なさ 未練が とても伝わってきた作品です。 陽乃には共感できる部分もあり、私 の想像する恋の形でした。
- 黒崎ナナ
切なく、苦しい とても素敵なお話でした。 失恋と言うのは誰にでも経験がありますが、思い切ってちゃんと想いを伝えた陽乃ちゃんは、この先きっといい恋が出来るだろうな、寧ろそうであって欲しいなと思いました。 私も失恋してから日が浅いので思わず泣きそうになってしまいましたが…(笑) 文章も綺麗でとても感情移入しやすかった事が、何よりもその要因だったように思います。 けれどただ切なく悲しいだけではなく、どこか温かさのある作品でした。