風紀委員のウラ事情。

作者咲華

ある目的を持った少女が、天海原学園に編入して来る……そう理事長から聞いた、とある少年は、『組織』に彼女を入れることにした。少女の目的と、少年の真意とは____。

____ねぇ、あなたはどこにいるの?







私、ずっと探してるんだよ____。












「……ずっと俺の側にいろ。後悔はさせねぇ」




「俺、気まぐれだけど___アンタには、本気だよ」




「時が止まってしまえば、お前を奪い去れるのに___」




「これ以上優しくしないで。…俺、調子に乗るからね」




「キスしたら……君は、僕を男として意識してくれる?」




「俺はお前を好きになったら……ダメなんだ…!」







私はあの子を見つけたい。



その為なら、なんだってする。



例え何があっても、大切なものができても。



変わらないはずだったのに……………。







七人の想いが今、交錯していく____。