君が笑う時

作者ao

今の自分が幸せな事ぐらい理解している。けれど、どうしてもそれ以上を求めてしまうのは、人間の醜い欲なのかもしれない。

たくさんの思い出の中で


どうしても消えない


消したくない思い出がある。


時に思い出して涙して


時に思い出して微笑んで


時に思い出して縋り付く。


一種の呪縛の様なそれに


私はいつまで縛られ続けるんだろうか。