るい

共感しました!
初めて読んだのは、2年程前でした。一番感動したのを覚えています。
当時の僕は大事な人達を傷付け、愛する人にまで辛い過去を背負わせてしまったのに、2人の未来しか見えていませんでした。
少し形わ異なりますが、2人のように周りには決して認められることのない、どんなに願っても祈っても結ばれることのない恋をしていました。
そんな自分はこの小説を読んでも全く前に進むことができずにいました。
周りに反対され、軽蔑され、愛する人との別れに耐えられず想いを絶ちきるため離れた地へ進学しましたが、日に日に増していく一方でした。その間に彼女はどんどん前に進んでいたというのに…。
しかし、最近になってやっと彼女を過去の人にできるようになり、また読もう!と決心しました。
でも…それでもやっぱり読んでいる間は胸が締め付けられるように苦しかったです…。共感する部分が多すぎて…まるであの頃の自分たちがそこにいるようで…。
それでも頑張って最後まで読みきりました!始めて読んだころとは違った視点で読み、感じ、思うことができ、その時始めて「自分はちゃんと前に進めているんだ」と実感することができました。