幾ばくの不思議を越えた

作者ましゅー

私は蛾のように鱗粉を撒き散らし
なんとか息をしています。
空の中でもあなたの声だけは聞こえるの
あなただけは守らないと






暗い暗い森でまた目覚めよう


星は見えない



いつかまた

手を伸ばすその日まで