心なんてものは消えた。体なんてただのモノ。ピュアなんて知らない。私の目に映る世界は全て薄暗く濁っていた。空っぽだった16歳の冬、私は貴方に出逢いました。
この目に映る月は
いつしか、
輝くヒカリを無くした。
ほらね、
今夜も月は泣いてる・・・──
──── 2014.6.9 完結 ────