秋が訪れ、冬は待ちわびる。【短編】

作者津堂さう

再会したあー君には、秘密があった。もろくて、雪のなかに融けてしまいそうな、愛しい記憶のなかに。





雪降る真冬の軒の下



君がいつか笑ってさよならと言ったその場所



どうしてか、


同じその場所に現れた彼を、


君だと思った






20151114

|

20151124