にゃん
出会えてよかった
幼い頃に飼っていた、『ねこ』という名の猫のことを思い出しました。寄れば牙を剥くし、いつもけだるそうにしていました。
私が産まれる何年も前から家に居たその猫は、『飼い猫』と『野良猫』の狭間のような猫でした。
あまり可愛がってやることも出来ず老衰で死んでしまった時はとても後悔しました。
でもこの物語を読んで、多分『ねこ』はそれが心地良い状態だったから、家の『飼い猫』でいたのだろうと思えました。10年以上経ちますが、やっと胸のつかえが取れた気がします。
この物語にであえてよかった!!
長々と失礼しました。