作品コメント
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- robbe
赤の字は私の目に辛いです。他の色にすることはお考えではありませんか?
- 瑠智華
暖かい物語
いきなりのレビューです…。
やっぱり、この作品は何度も読んでも感動します。
ラストあたりで、涙もろいため、泣いちゃいました。
この作品は、心の中に暖かさをもたらしてくれます。
家では、猫ではありませんが、犬を飼っています。愛情たっぷりに一緒に過ごしていきたいと思います。
"思い出の日記"は、もっとたくさんの人に読んで欲しい作品ですね。
乱文失礼しました。 - とも
感動
私も猫2匹と一緒に暮らしてます。
実はこの猫たちは野良でげっそり痩せていたのを拾ってきたんです。
これを読んでこの子達は拾われて幸せなんだろうか、外にいた時の方が自由で幸せだったんだろうか、私にもこの子達の言葉がわかればと改めていろいろ考えました。
保健所へ連れて行かれる動物たちがいなくなる日が来ればと思います。 - 小毬汐日
磨き抜かれた宝石のような作品。
お話の序盤。
突然『僕』が出て来て、彼は一体誰だろう? と読者は思います。
子供かな? 小学生? いやいや、もしかしたら中学生くらいかもしれない。
しかしその予想は、クロの一言で全く逆の方向へと捩曲げられます。
「いいか? お前は『猫』だ」
その時の読者の気持ちは、もしかしたら健太の気持ちとひどく似ているのかもしれません。
このマジックショーのような仕掛けに私があっさりとひっかかってしまったのは、福子さんの描く動物たちがあまりに表情豊かで、生き生きとしている所以だと思います。
最終的な結末も、「保健所は怖い」とか「人間は悪い」というだけで終わらせず、遠くから公平に、そのどちらの立場も眺めていらっしゃるように感じました。
大人になった健太が語るという形式が、感情的な若い健太を上手に支える役割をも果たしていたと思います。フォントや文字色の変化も素晴らしい効果を生んでいました。
穏やかな時間がゆったりと流れる、素敵な小説でした。 - 玖妙夢堂
心のバイブル☆
淡々と語られる猫たちの夏の記憶..
動物たちの目を通して綴られてゆく世界は…この世に生を受けた者の全てを包み,照らし続けマス..
平和と不幸,変化と普遍,喜びと苦悩,ヒトと動物との関わり…という,様々なテーマへと自然に導き,それを〈種〉として読者の内部に根付かせていく本作は,〈大人の童話〉というよりむしろ〈心のバイブル〉と評価されるべきかも知れマセン..
ストーリー構成の巧みさ,ページ装飾の美しさなどを見ても…まさに完成された1編としての気品に溢れ,作者の代表作として輝き続けているのデス..☆ - 猫野 またたび
書籍化希望
素晴らしい!
健太とクロの運命の出逢い。
シェリー・レディ・ユズ・キングの生きざまから教えられた人間の闇、家族の大切さ、それを鳶と鴉に教える健太。
家族と生きる事を命といった作者はなんて素晴らしいんでしょう。
感動で涙ぐんでしまいました(Ω口Ω)
ぜひ書籍化して欲しい作品デス!!! - 琳谷コウ
たくさんのことを考えさせられる話。
最初は、ただの動物の話だと思って読み始めましたが、読みすすめていくうちに、とても奥が深い話だと思いました。
人間が勝手に動物のことを都合の良いものだと思っている部分もあって
一方で、家族の一員だと思っている人たちもいる。
それを、動物の側から見るとこんな風に見えるんだろうなと思いました。
そして、生きてることに関しても、動物だけでなくて、人間にだって同じことが言えるんじゃないかと思いました。 - にゃん
出会えてよかった
幼い頃に飼っていた、『ねこ』という名の猫のことを思い出しました。寄れば牙を剥くし、いつもけだるそうにしていました。
私が産まれる何年も前から家に居たその猫は、『飼い猫』と『野良猫』の狭間のような猫でした。
あまり可愛がってやることも出来ず老衰で死んでしまった時はとても後悔しました。
でもこの物語を読んで、多分『ねこ』はそれが心地良い状態だったから、家の『飼い猫』でいたのだろうと思えました。10年以上経ちますが、やっと胸のつかえが取れた気がします。
この物語にであえてよかった!!
長々と失礼しました。 - 茂
人生へのエール
けれん味のない、日常ありふれた言葉で、人生の深く哲学的とも言える思いが伝わってきました
ありふれた言葉だけに強い
全然関係のないところで悩んでいたのに
物語と向き合ううち、素直な自分が引き寄せられて、思わず、涙が出てしまいました
暖かい涙です
勇気が出る涙です
いろいろ苦しいこともあるけど、もういちど向き合おう
猫生のお話なのに、気がついたら、人生へのエールとなっていました - FUU
感想です。
完成度の高い素晴らしい作品でした。
一つ一つの言葉が優しくて、切ないけれどどこか温かい。
じんわり優しさが心に染み込んでいくような内容でした。
特に文章で指摘する点はありませんでしたが、少し誰が何を喋ってるかが判り辛かったです。
私の読解力のなさが原因かもしれませんが……
携帯小説ならでは文中のお花の画像や猫の画像が、よりこの小説の良さを際立たせたのではないでしょうか。
生きることについて考えさせられる素敵なお話しでした。
少し思ったことを正直に述べさせていただきます。
最後の結末はとてもよかったのですが、しっくり来ない。
クロが飼い猫になると決めたのは私も心から望みましたが、なんだか唐突すぎるなと感じました。
クロの飼い主となる人物が最初登場した時、レディを飼ってる盲目の彼女かと思いました。
もう少しその辺の区別をしていただけたらいいなと思います。
最後に本当にこの作品はとても素晴らしいものだと思います。
動物たちにも情があることを知ってほしいですね。
この作品に出会えたのも私は『運命』だと信じます。
これからも頑張ってくださいね。 - 晴菜ミク
寓話的要素を持った大人の物語
確かに、いろいろと考えさせられる作品です。が、この物語を、単なる社会風刺のための寓話と捕えてしまうことは出来ないと思います。
人間と動物。同じ地球というフィールドの中で生きながら、それぞれの社会的ルールの上で、“仕方がない事”はいやが応でも存在し――
飼い猫健太と野良猫のクロは、互いの生き方、ものの考え方を認め合うことによって、さまざまな形で動物に関わろうとする人間の愚かさや身勝手さ、温かさや優しさを知ってゆきます。
物語のラストで、野良猫クロが、本当に自分を必要としている人間のもとへ行くというシーンは泣けますね。
人間と動物、それぞれの視点から、真の共存とは何かを静かに見つめた感動作です。 - Ryu West
猫好きなアナタにおすすめです♪
飼い猫健太が体験したひと夏の切ないけれど、優しく温かい物語です。
野良猫クロとの出会いと友情、美しいメス猫への初恋、人間の無責任さと優しさ……etc.
さまざまな経験を通して、健太は大人の猫へと成長していきます。
とても読みやすい上手な文章で、ストーリー展開も面白いので、どんどん読めました。
と同時に、「出会い」の大切さや「一生懸命生きること」の意義など、深いメッセージが込められていて、満足のいく読後感を与えてくれます。
動物好きの方も、そうでない方もとにかく一度、この作品を読んでみて下さい! - サド公爵夫人
キャラクターが魅力的!
キャラが素晴らしい!!
建太、キング、ユズ、クロ、レディなど魅力的なキャラクター達が読後も心に残ります。
作者様の問題意識と、力強いメッセージを感じました。恋愛小説が多い携帯小説の中で、その作品に対する姿勢は大変素晴らしいと思いました。 - あゆた
優しい気持ち
飼い猫が知っていく悲しい外の世界…。
考えさせられるその中にも温かさや優しさがちゃんと書かれてあり胸があつくなるとてもいいお話です。
飼い猫に「幸せ?」と尋ねたくなりました。
老若男女、関係なしに読んで貰いたいお話です。 - 広中 雅理
動物目線のファンタジー!
とても感動しました。
動物たちから見た人間の世界が、とてもよく描かれています。
ストーリーの中のストーリーというところも、いいです。
全て動物視線ではない、人間が思い描いたストーリー。
こういう作品が世に出ることを、心から願っています。
沢山の人に読んでもらいたい作品です。 - a
人間の犯した罪
命の大切さ、と言ってしまえばたったの一言だけど、それは地球上にすむすべての生き物にいえることなんですよね……
人間だけを対象にした言葉ではないのだと、改め気付かされてドキッとしました。
文章も読みやすいです。
沢山の方に読んで欲しいと思いました。 - ぐ~にゃん
考えさせられる
日記形式で章がわけてあり、日々の出来事が一日一日大切なものだと感じた。
動物の言葉行動を通して、いろんな事を考えさせられる物語でした。 - aki
考えさせられる
命の大切さ。人間の勝手さ。動物たちの言葉。読み終わったあとすごく考えさせられる作品だと思います。読んだ途端に物語の中に引き込まれて一気に楽しみながら読めました。 - 宝乃香
大人の童話
良い作品には、読後、心に残る言葉がある。
作品を通してテーマを丁寧に描き貫いているので、読んでいて世界に引き込まれました。
すべてを綺麗にではなく、現実の中にある汚さ、救いのなさもあるが、それが作品に深みをだしているのかなと思いました。