むかーしむかし、
やいばのまじわるおとのたえないじだい。
だれもがしってるひとりのしょうじょがいました。
しょうじょのなは〝まいひめ〟。
まうようにいろんなやいばをふるい、
なをはせていました。
ひとつむすびのかみとひとみがしっこくの、
うつくしいこがらなひとです。
でもすっごくつよくって、
たくさんのひとをまかすことができました。
あんまりにもつよすぎて、
みんなはおとこのことかんちがいをしてしまいました。
だからまいひめもおとこのかっこうでうごくことにしました。
そのひとをみんなはこうよんだのです。
〝まいおどるやいばの『まいき』〟と。