放課後女王アルテミス

作者きなり

私が求められているのは私の心臓のみ。その他に、価値はない。






「僕という眷属を纏える幸を自覚してほしいね、全く」




「眷属だなんて、傲慢よ」



「そうですか、お嬢」




愛を

救済を




「さあ、君に、万物の力を与えよう」




「目にもの見せて、おやりなさい。」






放課後女王 アルテミス