闇の中に差し込む光

作者晴雨雷

「人殺し」
いつからか
そう言われ続けた
少年は今日も一人街で彷徨う
まるでなにかを求めているように

「人殺し」

いつの間にか

周りからそう囁かれるようになった。

今日も一人街で彷徨い続ける

まるでなにかを探しているように