ミシェルの城 上　【完】

本格的ファンタジー この世界観が大好きです！ 読めば読むほどはまります。 過去や現在、言い伝え、国、恋愛、魔法、全てが個性的で幻想的で、話の繋がりも壮大です。 でも、どこかかわいらしさを感じさせる童話を読んでいるようでもあり。 『ミシェルの城』の世界にどっぷり入り込んでしまいました。 本格的で、とても素敵なファンタジーです。 上巻完結おめでとうございます。 中巻も更新を楽しみにしてます、頑張って下さい！

人間の弱さ、悲しみを・・・ 丘にそびえたつ『ミシェルの城』 そこではかつての王女、ミシェルが死んでからもずっ と恋人をを待ってる… 昔話で語り継がれたその城に迷い込んだアンナ。 そこで出会ったのミシェルでは無く不思議な青年、ア ーサーだった。 彼に懇願され、城に留まったアンナ。 けれど優しいアーサーとの生活は思いの外楽しく、不 思議な事だらけだった。 しかし彼は何者なのか。 彼は1人ここで何をしているのか。 そして、アンナはその事実を知る事になる。 残酷な、本当の昔話と一緒に…。 まさに正統派本格ファンタジーです！ あっという間に引き込まれる世界観。 次々に起こる疑問と明かされる真実。 まるで洋書の訳の様な美しい語り口。 そして何よりも、人間の深い悲しみと、愚かさ… リアルな人の脆さは涙を誘います。 アーサーはミシェルを生き返らせる事ができるのか。 アンナはどうするのか。 後半もとても楽しみです！ 携帯小説で、こんな本格ファンタジーに出会えるとは 思ってもみませんでした。 本当にオススメの大好きな作品です！！