cheri

本物の物語
(上)に引き続き読ませていただきました。
全くペースダウンしない展開と、巧みな文章力に、飽きることなく進むことが出来ました。

(上)よりも恋愛模様がクローズアップされ、親しみが湧きます。
キャラクターの秘密が明らかとなるなど、細部に渡って仕掛けがあるのも魅力的です。

遂にグローニアへと近付いた彼等を、応援したい気持ちになりました。

ここまでの長編でこのクオリティならば、本物の物語と言っても過言ではないと思います。