高校2年生の結城ほたるは、夏休みの1週間前、同じクラスの東条朔弥から『好きだ』と告白された。けれど翌日、彼はほたるに告白したことを忘れてしまっていた。
今もはっきりと思い出せるんだ。
キミの緊張した声も、照れた表情も。
夢みたいに消えてしまった
キミの記憶の中から、
いつかあの日のあの時間が、
戻ってくるのかな……。