漆黒の姫と騎士Ⅰ

作者かよるの作品

「私に貴方は、殺せない」










腕利きの殺し屋

音無闇【オトナシヤミ】

通り名:漆黒の姫






「クスッ…殺し屋じゃないですか。なら、私も殺せないと…。」







情報屋としての腕は、世界1

相崎棗【アイザキナツメ】

通り名:死神.姫の騎士






「私達、組みませんか?勿論、条件付きですが…私達が組めば、敵はいませんよ。」






ただの気まぐれだった。




「良いよ。条件って?」








「条件は…」








自分に利益になるなら、組んでも良いやと軽い気持ちだったのかも知れない






“条件は2つあります。お互いに協力をする事です。”






“私は、貴方の情報は売りません。他の人の情報も、無償で差し上げます。”






“貴方には、私が言った相手を必ず殺してもらいます。勿論、私を殺す依頼は受けないでください”





私にとっても、良い取引だと思った。







“契約の解消は、約束を破った場合とどちらかが相手を好きになった場合です。”







約束は、破らないし好きになんてならないと思っていた。







「闇、貴方の負けです。」








「ど…うして…?」

















この作品は架空のものであり、実際の人物.団体.場所.法律.名称とは関係ありません。




作品の中で暴力行為や違法行為.未成年の喫煙飲酒がありますが、けしてそれを助長するものではありません。