「好きだ」
「愛してる」
そんな口だけの甘い言葉に…
今夜もまた酔わされる
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「…っ…やぁ…んっ…」
「…ゆ…か、可愛いよ」
「ひゃぁ…んっ…ぁ…」
この間だけでも、私が貴方の瞳に映れるのなら…
「ほら、もっと鳴いて?」
「いっ…樹…ぁ…あぁぁぁ////」
「いい子だ」
貴方が私を、愛していなくても…
私を撫でる、貴方の表情が大きな手が
全てが、愛しくてたまらないの
もう
友達では、いられない
“すき”
言えない二文字をのみこんで、貴方の隣に寄り添う日々
「やらなきゃよかった…。」
口からこぼれたのは、後悔の言葉のみ。
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貴方の匂いが
仕草が
体温が
全てが、忘れられない…。
「すき」
思わず私が、口にしてしまった言葉は…
崩壊の合図