オッサンと私。

作者鹿子

二人暮らしをする少女とオッサンのお話。それぞれ秘密を抱えながら、二人はゆっくりと“家族”になっていく。






一人ぼっちの私を引き取ったのは




初めて会ったオッサンだった





「オッサン、パンツ一丁で歩かないで」



「おい何見てんだよ、金取んぞ」





オッサンはどうしようもないおっさんだ