危険地帯

作者鹿子

全寮制男子が九割占めるその学校、通称“ゴミ捨て場”。そこには三匹の猛獣が眠っていた――――。






この学校に来てから、ロクなことがない




毎日が生命の危機の連続だ





「お前、今日から俺らのパシリな」






“ゴミ捨て場”と呼ばれいるこの折の中には


三匹の猛獣が眠っていた