ZAK

思春期のもろい心
かなりネタバレなレビューになるかと思います。
未読の方はご注意下さい。

父親の死。
自分を愛してくれなかった父親。
愛してくれなかったのに、その死は悲しい。
こんな自分の気持ち認めたくない。

だったら……。


短編ながら、非常に心が痛む物語でした。
子供は親を選べない。
親は全身全霊を懸けて子供を愛さなければならない。
それが当たり前。
当たり前が出来ない彼の父親。
深く考えさせられました。

ただ、個人的に自分を大事にしない安っぽい女性は好みではないので、ラスト付近は、違った形で見せて欲しかったです。