行った者は行方になる
そんな噂のある廃校に、クラスの友達と向かった怜音

そこには悲しく忌わしい、ある少年の''呪い''がかかっていた…




町の外れにある古びた廃校


ある日の夜、僕らは肝試しに行くことにしたーー…。


そこで何が起こるのかも知らずに



ただの暇潰しのつもりだったのに…。


まさか、あんな事になるなんて





「またね」


そう言った君の、優しい幸せそうな笑顔が


どうして今頃浮かんでくるのだろう…


願いはただひとつ


「みんなで無事に出られますように」





入ってしまったが最後


そこからは二度と、出られない