きたみ まゆ

大切な人
壮絶な愛の物語に感動しました。

全てのシーンが印象的で、中でも思い出がたくさんある、あの堤防でのラストシーンは本当に素敵でした。

次々と降りかかる残酷すぎる出来事に傷つき、罪悪感と戦いながら
それでも最後には結ばれた夏月と春陽。
本当に幸せになってほしいと祈りながら読みました。


人を愛するってなんなんだろう。

大切な人が隣にいることは、当たり前のことじゃないんだ。
だから今一緒にいられる事に感謝しなきゃいけないんだ、と思わせてくれる素敵な物語です。