白い背中にキスをして
赤い、欲情の華を咲かせた
彼女を愛した刻印で
自分の孤独を埋めたんだ
「抱いてください」
※5/30公開
- 最終更新日
- 2010/05/30
- 作品公開日
- 2010/05/10
- ページ数
- 完結 139ページ
- 文字数
- 22,738文字
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作品コメント
4件
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- はる
共感。 前作のユウの優しさの理由が紐とかれていくストーリーに胸が熱くなりました。 人は誰もが孤独で、それを埋めようと肌を重ねてしまう。 けれど、それだけで孤独は埋められない。 わかっていても、同じ過ちを繰り返しそうになるユウが“愛しさ”に気付くラストは男性目線ならではの、切なさが詰まっていました。 個人的には詩織に共感するところがあり、詩織サイドも読んでみたいな…なんて思ってしまいます。 このシリーズは本当に素敵な作品だと思います。
- きたみ まゆ
希望の夜明け 人は孤独だからこそ 愛を求め そして、 優しくなれる。 前作のイメージを壊す事なく さらに強く込められたストレートなメッセージに 胸がつまります。 「きっと笑える。」 力強く言ったユウの言葉がとても印象的でした。 今度こそ正面から向き合って人を愛そうと決めたユウ。 ふたりに希望の夜明けの訪れを感じさせる素敵なラストでした。
- やなぎみお
失って気づくもの 孤独を癒す方法はたくさんあるけれど、身体を重ねるだけでは、何も得る事ができない 失ったものの大きさに触れ、そして自分を見つめ直した結果… ユウが見つけた答は素晴らしいものだと思いました。 二人の未来が素晴らしいものである事を予感させてくれるような結末が嬉しかったです